こうして僕は権力争いから降りた
昨日の日記で『健康な人と仲良くなりたいなら自分が健康であれ』という内容を書いたんだけど、
それとは真逆のコペルニクス的回転が僕の中で起こった。
体調を崩してみて、僕は自分が健康ではないということを思い出した。
それで、健康な人と張り合って『権力争い』をすることは愚かしいことのように思えてきた。
アドラー心理学の本を読むと『人と権力争いをしないように』という内容が何度も書かれている。
僕がたどり着いた結論は、地元の人達に対して、
この一年で、僕が殆ど働けない状態から、どれくらいまで回復して今はどんなことが出来るのかという内容の自己開示をすること。
勿論、病名は伏せたまま自己開示を行う。精神疾患がある人に対する先入観は僕も病気になる前は凄くあったし、
鬱って聞いただけで引く人は沢山いると思う。
鬱病を隠すのは実はとても消耗することで、以前友達や恋人に鬱になったことを隠して生活をしていたことで、鬱がたいそう悪化したものだった。
話は少し変わるけど僕と、沖縄に帰った親友は僕が病気になるまでずっと権力争いをしていた。
良く言えばライバルとして切磋琢磨していたんだけど、
今は僕が病気をして競う対象から外れたことで、より穏やかな関係になった。
そのことを踏まえて、僕は少し前に踏み出してみようと思う。